PARANOID ANDROID

140文字以上の主に本についてのつぶやき

わたしのロールモデル

わたしには理想のおばあさんがいます。

それは田村セツコさんと角野栄子さん。
ほんとうに御二方が大好きで憧れています。
特に田村セツコさんは講演会を聞きに京都まで行ってしまったほど。
このご時世になる前ですけどね。

その講演でお話を伺いながら取ったノートは今でもしばしば読み返しています。

そのノートより。

「おちゃめな老後」

おちゃめとはあんまり気むずかしく考えないでお気楽に生きていきましょう。
物事を難しく考えないで生きる。
不思議の国のアリスのように生きる。
アリス→次々と不思議なことに出会う女の子。体験主義。
大人になってみるとこの本は人生そのもの。
おばあさんになってもなにが起きるかわからない。

「女性と歳のはなし」

合気道を勉強することになって受付のところに行ったら、生年月日を書いた途端に冷たい素振りをされた。
何十年も前。
それはその人達の価値観で本人がそれに振り回されたらバカバカしい。
ものさしを相手に合わせないで、自分がブレないように年齢を受け止めたらいい。
気持ちをタフに持たないとやっていけない。
その歳に合わせた幸せを自分で見つける。

「センスが良い人」とは、ささやかな幸せを見つけて喜ぶ名人のこと

「うつ」になる人は120%完璧に思ってる人(斎藤茂太先生談)。
いいわ💕バカにされても。
いい人に思われようとすると病気になってしまう。
完璧主義者はダメ。

「51%サーブ」

卓球のサーブ。
100%を狙わない。身体が固くなってしまうから。
完璧、絶対に間違えないようにしよう、と思うと身体が緊張して身体に良くない。

「魂の自給自足」

よそに頼らない。
お金じゃない価値観を取り入れる。
呼吸の重要性。呼吸は魂に栄養を与えます。

「もう1人の自分を育てる」

客観的に自分をコーチする。
日記やノートに書くことで、解決の糸口が見つかる。
紙と鉛筆で作れる。

「悲しみは自己中心」

悲しい、苦しい時は自分のことしか考えてない。
世間ではもっと辛い人がいる。
ジコチューの人は他人に目を向けたりする。

「孤独をてなずける」

生きてる証拠。
どんな人でも孤独。
悲しみと喜びは、かわりばんこにやってくる(アランの『幸福論』)
悲しいと原因を考えてしまうが、慌てずに対応する。
やがて辛抱すればhappyが来ると呑気にてなずける。
成り行きを静観する。

ついつい引用する手が止まりませんが、このくらいにします。
今写していてドキッとすることが多々ありました。
こういう風に思って生きていけたらいいな、と生きるよすがにしています。

今日その田村セツコさんの新刊が出て、

先程届いたのでさっそく今から読みます🎵
楽しみだからちびちびと読もうっと。