PARANOID ANDROID

140文字以上の主に本についてのつぶやき

『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ

あと数日で今年が終わってしまうなんて!?
ほんとうに時間には羽根が生えているの?

わたし年末年始は腰を据えて読もうと計画していた大長編があるのですが(買ったし)、計算したら今読んでる本で今年が終わってしまいそうです。
それも頑張って読まないと来年に跨ってしまう模様。
そんな…。
そんな今読んでいる本はこちら。

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか

今150ページ少し超えたくらいですが、おもしろいですよ。
色んな意味で興味深いです。
少し前の時代のアメリカなのだけど、貧富の差、親からのネグレクト、皮膚の色で決まる居住地(これは第二次世界大戦後の世界だよねって何度も西暦を確認してしまう)、沼地に囲まれた美しい自然描写、そして誰が彼を殺したのか?

500ページと少しの本なので1日に100ページ読めば今年中に読み終わる計算になりますが、人生は予測不可能なのでどうなるかはわからないですよね。
予測不可能な直近の例は、クリスマスに風邪をひいて2日間寝込みました。

では少し休憩してから読書に戻ります。
来年の目標は「頑張る、けれど、無理をしない」でいこうと思っています。