PARANOID ANDROID

140文字以上の主に本についてのつぶやき

『女優エヴリンの七人の夫』テイラー・ジェンキンス・リード

一昨日からこの本を読んでいます。

100週以上リスト入り100万部突破の超ロングセラー

7回結婚した彼女が真実に愛する人は?

ハリウッド黄金期に活躍した大女優が人生の最期に明かした秘密と贖罪の物語

雑誌『ヴィヴァン』の新人記者モニークは、隠遁生活を送る往年の大女優エヴリン・ヒューゴの独占記事を任される。
エヴリン自身がモニークを指名してきたというのだ。なぜ自分が選ばれたのか困惑しながらも、モニークは女優が住むマンハッタンの高級アパートメントに向かった。現在79歳のエヴリンはグラマーで優雅な女優として一時代を築き、七度に及ぶ結婚生活を送り、その波乱に満ちた伝記を執筆し死後出版するよう提案してきた。怪しみながらも同意したモニークは、悲痛の事実を知らされることに…

328ページ〜335ページにかけては、

LGBTQ+の方達のことを考えるための部分。
当事者の魂の叫びと感じた。
人間が人間を愛する時、
そこに性別は必要なのだろうか?

ふたりで土曜の夜にディナーに出かけても、誰にも変に思われない世界を想像する。あまりにも単純で小さなことなので泣きたくなる。一生懸命に働いて、豪勢な暮らしを手に入れたが、今欲しいのは、ささやかな自由だけ。シンプルに愛し合う平和な日々だ。〜344ページ

ここで泣きそうになる。

では続きを読みます。