PARANOID ANDROID

140文字以上の主に本についてのつぶやき

読書とスランプ その5

前回のブログを書いたあとも結局読んでないの。
毎日明日から本気出すって思ってます(笑)。
GWは読書できていたらいいな。

4kg痩せちゃったし、認めたくはないけれど、うつ状態なのかも。

買ってはいますよ。
もうここは何買ったか購入報告と化してますが。


『毛布 あなたをくるんでくれるもの』安達茉莉子

これまで言葉と絵で「物語」を表現してきた作家、安達茉莉子の初エッセイ集。日々の出来事や感情を丁寧に瑞々しく掬い上げた文章と、心に明かりを灯すようなイラストレーションで確実にファンを増やし続けてきた彼女が満を持して送り出す本書はきっと多くの人に自分自身を真っ直ぐに見つめるきっかけを生み出す、毛布のようにあたたかな1冊です。

『エマ 上下』ジェイン・オースティン

 

エマ・ウッドハウスは美人で頭が良くて、村一番の大地主のお嬢さま。私生児ハリエットのお相手として、美男のエルトン牧師に白刃の矢を立てる。そしてハリエットに思いを寄せる農夫マーティンとの結婚話を、ナイトリー氏の忠告を無視してつぶしてしまう。ハリエットはエマのお膳立てにすっかりその気になるのだが―。19世紀英国の村を舞台にした「オースティンの最も深遠な喜劇」。

エマはフランク・チャーチルと軽い恋のたわむれを楽しむ。優雅で冷たい感じのジェイン・フェアファクスに対抗意識を燃やし、ジェインが道ならぬ恋に落ちているのではないかと疑う。しかし、ジェインの隠された事実、そしてハリエットの意外な告白。エマの心は千々に乱れ、思いもよらぬ展開が待ちうける―。オースティン円熟期の最高傑作を明快な新訳でおくる。

『40歳だけど大人になりたい』王谷晶

年はとった。
しかし、なんか違う気がする。

身体の衰え、お金の不安、変えられない生活習慣……
理想と現実のギャップに戸惑う中年世代へ贈る、痛快オトナ考!
「ウェブ平凡」の大好評連載を書籍化。

中学生の頃に憧れていた、煙草の吸殻と酒の空き瓶とまずいコーヒーに囲まれ昼夜逆転生活をする不摂生な売れない小説家というやつに見事なりおおせたが、なってみると、単純に体調が悪くて日常生活がつらいのだ。(中略)『これ、別に、カッコよくねえな……』ということにやっと気が付いた。

――本書「運動と大人」より 我々は本当に大人になれるのだろうか?

『雨の塔』宮木あや子

美しい少女たちの孤独と秘密
資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大に「捨てられた」4人。世間から隔絶され孤独が深まる中、互いに意識し惹かれあうように──。この上なく繊細で切ない少女たちの物語。