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140文字以上の主に本についてのつぶやき

『フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について──言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた』パク・ウンジ

先程このながーいタイトルの本を読み終えたところです。

『82年生まれ、キム・ジヨン』を生んだ韓国発、「これからの世代」の必読書!

「仕事」「家事」「結婚」「社会」……
「気にしすぎかな…」とずっと自分に言い聞かせてきたけど、いつまでも引っかかるこの感覚はなんだろう?モヤモヤとし続けている目の前の問題を整理して、ちゃんと考えられるようになる大切な1冊。ついに日本上陸!

日本もお盆やお正月には夫の実家に帰るのだろうけど、そこでのお嫁さんの大変さ加減はそれぞれの家庭や夫氏の態度などでも異なるだろうけど、韓国の祭祀や名節というものはものすごいな、と。

名節とは

陰暦の1月1日に、1年のはじまりを祝う韓国の名節(伝統的な祝日)で、韓国では、西暦の1月1日よりも旧正月を大きな行事として祝う。 旧正月の当日と前後1日ずつの3日間が休みとなり、多くの人が帰省する。 親族や近所の人同士での挨拶や、茶礼(チャレ)と呼ばれる祭事などの伝統行事が行われる。

「秋夕/チュソク」は、韓国の代表的な「名節/ミョンジョル」です。「名節/ミョンジョル」とは、国が定めた国民的休日、記念日のこと。「秋夕(チュソク)」は、先祖に1年の豊作を祈り、感謝する行事。

先祖を敬う精神が根強くて儒教の文化の影響を受けてるのかな?
要は女性陣がキッチンで料理をしたり等々するのを男性陣は飲んで食べて等々をしてひたすらもてなされているのだそうです。
この日はお嫁さんは自分の実家に帰るのを婚家の父母(義父母)は嫌うそうです。
戦前の日本の「嫁に行ったら(親が死ぬまで)二度と実家の敷居は跨ぐな」的なもの?

日本も大概生きにくい世の中だけど、韓国も相当だなぁ、と思いました。
でもこのくらい社会が女性にとって理不尽なことが多いと、フェニミズムの浸透の仕方は日本の比ではないのでは?と思いました。