PARANOID ANDROID

140文字以上の主に本についてのつぶやき

サルガッソーの広い海

先日読んだケイト・ザンブレロ『ヒロインズ』の中で取り上げられていて、

moyoco.hatenablog.com
わたしの中で急務の課題本となったのが、
ジーン・リースの『サルガッソーの広い海』。

この本は、ヴァージニア・ウルフの『灯台へ』も併録されていてお得感満載。

だがしかし、版元品切れなのです。
2009年に河出書房新社から販売された池澤夏樹さん編集の世界文学全集のうちの1冊。
ネットの海を探しまくったけど、あっても転売価格。
(まぁ、商売というものはある意味転売だけれど、昨今の状況はやはりおかしいと思う)
探している最中に、版元の河出書房新社さんのTwitterで2019年に増刷されたのを知ったけれど、その数なんと50部。
たった「50冊」…。

この本を手にした方々は「選ばれし民」状態(羨ましい)。

さきほどたまたまメールチェックしたら、入荷お知らせメールを登録していたブック○フオンラインにこの本が入荷したとのこと。
急いでサイトを見に行くも在庫なしの文字。
やはりお金を出すならば、本屋さんで買って、出版社や著者さんその他その本が世に出る前に携わった方々にお金が行くようにお金を使いたい。
(セレブとかだったら金額気にしないで買えるのだろうけれど)

だから、この記事はラブコールです💕

河出書房新社さん、いつまでも待ってますので増刷してくださいお願いします。